アニータ・ロディックとの再会。 バーモント日記より

アニータ・ロディックとの再会。 バーモント日記より

アニータ・ロディックとの再会。
年末に、
後期にソーシャル・アントレプレナーシップ(社会企業家)のクラスをとるし、
と直感的に手に取った本。


「 BUSINESS AS UNUSUAL 」アニータ・ロディック著 


ザ・ボディショップの創設者であるアニータが、彼女の20年あまりの仕事を振り返り、社会貢献しながら企業が成功する仕組みを説いたものである。


自分の直感に乾杯したいくらいの本だった。


大学院で、マーケティングやファイナンシャル・マネジメント、ヒューマンリソース・マネジメントなどを勉強しながら、いくらでも戦略もって、物事は考えられると思っていた。

どうやったら社会に貢献しながら、ビジネス(お金)をまわせるか。
そんなことはよく考えていたが、それは戦略としてのゲーム的な机上の空論だったことに気づかされる。

マーケティングも、経営戦略もそっちのけで、彼女は自分が信じていること、守りたいこと、変えていきたいことに積極的にぶつかっている。彼女の思いが、そのまま、社会に表現されている。そのツールが、ザ・ボディショップという店だったにすぎない。

本は、蛍光ペンで至る所が黄色くなった。

彼女は、

『 起業家はみな偉大な《語り手》だ。 』

と言っている。それを物語るような彼女の《語り》は本当に心を熱くさせる。
そもそもブックレビューなんて書いたこともなく、ともすれば勝手に心のバイブル化したい本でもあったのだが、今年の抱負は、『なんでもいいから伝えていく(アウトプット)』ことにしたので、勇気を出して書いてみた。


実はこのアニータ・ロディック
2004年に参加した国際コーチ連盟の世界大会のゲストスピーカーだった。
同じ場所にいたかと思うとわくわくする。

しかし、当時の私は、彼女の本を会場で買いながらも、きちんと読むことが出来なかった。
彼女の情熱や行動力を直視できなかったのだと思う。
自分のコーチとしてのキャリアでいっぱいいっぱいだったのかもしれない。

1年、時が経って、
今は彼女を直視できる。
そして共感もできる。


友人、知人との再会に続き、
アニータとも再会できた。

2006年は、ちょっと楽しみ。


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